
ツキノワグマと人との境界線が下がり、まさに私たちの「となり」にツキノワグマが息を潜めている現実を、宮崎学の自動撮影カメラは淡々と記録し続ける。そのおびただしい数、子育て中の親子、耳タグをつけた放獣個体。奥山でひっそり暮らすとされるツキノワグマが、人の生活圏で怖れもなく生活している現実に戦 慄する。
ダイナミックに変化し続ける自然界の中で、現代のツキノワグマがどのように生きようとしているのか、誰も教えてくれなかったその真実をこの本は教えてくれる
<目次>
1章.20年後のけもの道
2章.クマのグルメガイド
3章.森の改変者
4章.忍び寄るクマたち
5章.檻
6章.クマは何頭いるのか?