2006-01-31 Tue  [ 料理・食 ]

520円飲茶食べ放題

by gaku


東京は秋葉原をブラつく予定があったので、親しい週刊誌記者に電話。
一緒に昼飯でも食おうということになったら、候補が2つ。

記者『無愛想な店だけど、飲茶食べ放題とコスプレ食堂で面白いところあるよ。
    どちらも安くて、美味い。取材できたけど、gakuさん絶対よろこぶ。』
g  『おおー どちらも興味あるけれど、飲茶…だな。』

台湾人の経営だと思うが、520円で食べ放題なのには驚いた。
30分の時間内に食べろということだが、渡された皿がなんと使い捨ての「紙皿」。
味気ないが、このようなところから人件費を削っていけば、たしかに520円というのがうなずける。
皿洗いのオバサンを雇い水道代を使う経費と、使い捨て紙皿の焼却はどちらが地球環境に負荷がかかるかなどと考えながら食べても、
まさに満足のいく飲茶だった。
そこへいくと、田舎のほうがレストランなどの料金は高いし環境負荷のことなどまったく念頭にないところが、多い。
週刊誌記者だからこそいろんな情報もあり、520円を使ってでも秋葉原が面白いことがわかる。
写真家のみならずカオスな現代社会を見据えていくには、ここにはたくさんのヒントがあると思った。

東京・秋葉原にて。
GX



2006-01-30 Mon  [ 旅・取材・人 ]

向上心の実力

by gaku


DCM(デジタルカメラマガジン)フォトコンテストの年間最優秀賞の授賞式があった。
ボクも一般部門の選者でもあったから、出席してきた。
そこで感心したのが、各部門の受賞者の顔ぶれが熟年層だったこと。

デジタルカメラの時代だから若い人たちがいるものと思っていたが、銀塩時代から30年、40年といったキャリアを積んできている人たちばかりなのには驚いた。
銀塩からデジタルへと時代が変化してきていても、表現者としての確かな視点をもつことの大切さが受賞者に表れていたからである。
長い時間をかけて培った技術と経験が、結果的にはデジタル時代にも通用するということなのだ。

このことは、プロ、アマ問わず、とても重要なことだと思った。
やるべきことをキチンとやらずに、ゴタクばかりを述べていたプロが沈んでいく現実をボクもたくさん見てきているから、こうした受賞者からいろいろなことを学ばせてもらった。
70歳を超えてパソコン処理をばんばんやっている方もいるのだから、銀塩しかやろうとしないプロは多いに見習うべきだろう。

東京都内にて。
GX

2006-01-29 Sun  [ 哺乳類・野生動物 ]

絵コンテ 4

by gaku


動物たちの「糞」をテーマにした本づくりをすることになった。
このため、いろんな糞を探し回っていたら、タヌキの「ため糞」を見つけた。
タヌキは、糞場で互いの糞の臭いを嗅ぎながら情報交換をしている。
だから、ここはぜひウンコ現場を撮影しなくてはならない。
いわば、タヌキの「トイレ盗撮」だが、絵コンテは簡単に描けてもそれを実際に撮影するとなると至難の業である。
まさに、難易度10点満点の仕事なのだ。

これには自動撮影も難しいので、ハイテクとローテクを駆使した目視撮影だ。
きまぐれなタヌキが、いつ「もよおす」かも分からないチャンスを待っての持久戦となる。
そのためには赤外線カメラによる監視システムが欠かせない。センサーなどを使いながら、時間を有効に使い分ける作戦だ。
そんな情報がボクの仕事部屋に集まるように、たくさんのコード類が出入りしている。


2006-01-28 Sat  [ 哺乳類・野生動物 ]

絵コンテ 3

by gaku


あはは、2日目で、もうコレだもの。
絵コンテどおりに、ほぼ写っているではないか。

しかし、これは完璧ではない。
ピントが少し甘いのである。
いや、リスのスピードが速すぎるから被写体ブレを起こしているのだ。
完璧を期すには、あと一歩の努力。

中央アルプス山麓にて。
D1


2006-01-27 Fri  [ 哺乳類・野生動物 ]

絵コンテ 2

by gaku


「黙して語らない自然界」は、とにかく1に観察、2に観察、3,4がなくて、5に観察。
目撃することが、ポイントなのである。
そのうえで、あらゆる発想をめぐらせて次なる作戦に入るのがボクの手法。

望遠レンズなら「ライフル狙撃」、短いレンズなら「ワナ猟」、自動撮影なら「定置網漁」。
どの手法を選ぶにしても、それなりに究極な技術が要る。
そのためには、装置なども手づくりをする。
鉄やアルミ材を削ったり穴を開けたり、ネジを切ったり、ハンダづけをしたり。
こういった作業も「絵コンテ」のために、機材や装置をつくりあげなければならないからだ。
宮大工が既製の道具では作業ができないからといって、ノミなどを曲げたりして、自分だけの目的に合ったオリジナルな道具をつくるみたいに。

ガラクタが野積みされたような作業台だが、ここはボクの夢の詰まった「絵コンテ」パレットである。


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