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    宮崎 学 【野生は笑う】 (フクロウ谷2次募集のお知らせ)vol.25
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一年でもっとも寒い「大寒」の季節がやってきました。
伊那谷でも、とにきはマイナス10℃にもなる夜があります。
確かに、寒いです。
しかし、こんなに寒くても、自然界の生物は春に向かって着実に生命を紡いでいます。
フクロウ谷の「フクロウ」も、いよいよ繁殖準備にはいりました。
雄のフクロウは、夕方からナワバリ宣言の声である「笑い声」を出しています。
『ホホホホホホ ホゥー  ホホホホホホ ホゥー』
っと、連続的に誰かに呼びかけるように啼きつづけています。
そして、しばらく声が途絶えると、狩りにでかけています。
やがて、獲物を持って森に帰ってきた雄は、雌を呼びます。
『ホッホーホロッコ ホッホー』
っと、啼くと雌は
『フギャー フギャー』
っと啼いて、自分のいる位置を教えます。
そこに雄が飛んでいって、獲物をプレゼントします。
求愛給餌行動も、はじまったのです。
獲物をプレゼントしたあとの雄は、
『ホウ ホウ ホウ ホウ ・・・・』
っと啼いて、交尾を迫っていきます。
そんな、交尾の声が一夜に2〜3回。
その合間にも、笑い声のような「対外的」な声を発して、雄のフクロウはがぜん元気
よくナワバリ宣言をします。
寒中なのに、フクロウ谷は確実に春に向かっています。
自然界の生命の胎動を感じる一瞬でもあります。
自然は、まさに動いています。
                    宮崎   学
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■フクロウ観察会2次募集のお知らせ
2月8(土)・9(日)・10(月)
上記の日程のうち、(できれば2名以上)
まとまって申し込みがあった日だけ、開催することになりました。
一年のうちで、今しか聞けない声を聞いてみたい・・という方は、
HPでの詳細を読んでください・・・・ モモンガ
http://www.owlet.net/new/14-1012.html
尚、「大阪コウモリさん」(浦野動物病院)のHPで前回フクロウ谷へ
訪問された時の記録が公開されていますのでご覧ください
http://www2.osk.3web.ne.jp/%7Eurano/fukuroudani.htm
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◆よりぬきgaku日記
『花篭』 (01月15日)
『ウチの庭にある桜の木にフクロウが棲んでおるんなぁー。
風呂の煙突の煙が届くところなのに、
もう何年も通ってきて子育てしているから見に来ておくれんかなぁー。』
 
1985年9月。
飯田市の図書館で開催された講演会場のかぶりつきの席にいたおじいさんから、
こんな思いがけない話しが飛び込んできた。
そのおじいさんは、竹下利一さん(77才)だった。
「庭の木」「風呂の煙」・・・
こんなに身近なところにフクロウが繁殖しているという、
2つのキーワードにボクはピンときて、竹下さん宅を訪れた。
 
伊那谷の河岸段丘の広がる典型的な農村に位置する竹下さんのお宅には、
樹齢100年の「しだれ桜」の木があった。
母屋から6メートルほどしか離れていないところに、その桜の木は立っていた。
大きく張った枝は、屋根の半分ほども覆うたくましさだった。
その桜の木の枝が、幹のところから台風で折れた。
1959年「伊勢湾台風」として日本の災害史上に名をのこす巨大台風の足跡だった。
 
それから23年後の1982年、この桜の木でフクロウが繁殖をしはじめた。
台風で枝が折れて、幹に腐りが入り、フクロウが子育てできる樹洞になるまでに、
実に23年間がかかったのである。
そして、1996年までの14年間を、フクロウが毎年使い続けたのだ。
 
その後、桜の木は樹勢を増して樹洞を残したまま入り口を表皮がふさぎはじめた。
やがて、フクロウが出入りできない狭さとなり、繁殖をしなくなってしまった。
 
フクロウが繁殖をはじめるきっかけと終焉までの時間をこれほど明確に知ることができたのは、
竹下さんの綿密な観察記録があったからだった。
ボクが顔をだすたびに分厚い日記帳をだしてきて、
的確にそのときどきのようすを教えてくれたのだ。
その正確さに驚き、ボクなりの自然観を合わせながら分析すれば、
この観察記録がいかに信憑性の高いものかが分かった。
これ以来ボクは、台風や大雪が自然界には必要なこととして悟るきっかけにもなったのだから、
竹下さんには多いに感謝している。
 
その竹下利一さんの葬儀が、昨日営まれた。
享年95才。
大往生である。
元旦にはボクのところに年賀状が届いた。
健康が気になっていたから、ボクはすかさず返信をした。
それを息子さんに読めと枕元で命じて、満足顔で聞き入ったという。
そして、3日後に息を引き取った。
喪主の息子さんとは2才しか違わないボクなのに、
自分の「息子」のように思っていてくれたらしい。
フクロウがきっかけでボクと知り合えたことを、ほんとうに喜んでいたという。
ことあるごとに、フクロウとボクのことを話題にしていたと親族たちから聞いて、
ボクも涙がこぼれてしまった。
 
伊那谷では米寿を過ぎての葬式は「お祭り」だ。
葬列の前後に「花篭」がつき、そこにはお金がはいっている。
それを墓までの沿道でバラまいていくのだ。
そのお金を拾うと「長生き」ができるという、縁起かつぎである。
ところが、最近の葬儀はほとんどが「儀礼センター」だ。
葬儀会場出口の両脇に「花篭」があって、そこから一つ持ち帰る仕組みになっていた。
ボクのおひねりには、五円が入っていた。
さっそくボクは五円玉をキーホルダーにつけ、「お守り」とした。
合掌。
 
(写真・写真集「フクロウ」の77ページの写真が竹下さん宅で撮影したものだ。)
http://yel.primehs.net/xaave000/public_html/diary2/UPDIARY/194.jpeg
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◆よりぬき掲示板
『教えてください!』 投稿者:あさみ(女,めちゃ若い,滋賀)
 初めてメールします。私は、滋賀県大津市の小学生です。
 今日はお願いがあって、メールを送りました。
 今、学校で総合的な学習で「スペシャリストに学ぼう」という学習をやっています。
 それは、一人一人が好きなことや、やりたいことをテーマにして、
 そのテーマについて詳しい人に聞くというものです。
 それで、私はテーマを「動物や風景の写真」にしました。
 そこで、どうやったら、動物や風景を生き生きと、撮れるのか教えていただけないでしょうか。
 お忙しいとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
『あさみさんへ』 投稿者:モモンガ
あさみさん、こんにちは。書き込んでくれてありがとう^^
森の365日で管理をしているモモンガといいます。
あさみさんが書いてくださった内容ですが、
本名と住所、電話番号が入っていましたので、
こちらの独断でその部分だけ削除させていただきました。
個人宛のメールとちがって、掲示板は誰でも読むことができるので、
個人の名前や電話番号は載せないほうがいいですよね。
宮崎学宛の感想などは、なるべく掲示板へって書いてあったから
メールを送るつもりで、書いてくださったんだと思いますが。
 
「動物や風景の写真」ですが、この掲示板と
「森の展覧会」という掲示板には、
宮崎学だけでなく、たくさんの写真や自然が好きなひとが
読みにきているので、みんながいろいろ答えてくれると思います。
返信、楽しみに待っていてくださいね^^
(と・・誰に振ってるんじゃ??)

『それはね・・・』 投稿者:野崎
 「すぐいちばんいい答えを教えてください」というのではなくて、
 まずこのホームページに出ている色々な人の
写真やそれについての皆さんのかんそうを読んで、
自分でもいろいろ身近な自然や動物を写してみて、
それでもカメラの位置の決め方とか、動物に見つからない方法とか、
どうしても分からない所があったら、それをまとめて、
それからスペシャリストの先生に質問することでしょうね。
 先生はみなさんに、まずそういう努力から始めてほしいと思って
テーマを出してくれたのだとおもいますが・・・。
『大人向け返信』 投稿者:めめちゃん
テレビ局にも総合的な学習の関係でしばしば問い合わせが来ます。
でもその問い合わせに共通することがあるんです。
言葉遣いは割と全般的に丁寧なんですけど、
「○○について調べているので資料を送ってください」とか、
「何日までに教えてください」とか
教えてくれるのが当然みたいな問い合わせの仕方だったり、
(それも放送内容と全然関係ないことだったりする)
本や図鑑ですぐ調べられるようなことをわざわざ聞いてきたりとか、
そんなことがよーくあります。
 
思うに、指導する先生側に問題があると思います。
ただ「聞いてきなさい」「調べてきなさい」
としかいってないんじゃないかと。
教えてもらうための心構え・作法について抜けてるような気がします。
 
そもそも教えてもらうってことは、
自分のためにその人の時間を割いてもらうってことですからね。
『若者向け返信』 投稿者:めめちゃん
私も仕事がら、研究者やマニアなどのスペシャリストに
よく会いにいって話を聞きます。
でも行く前には本やインターネットやビデオなどで
その人の専門についてとにかく調べまくってから行きます。
それは誰かに話を聞くときの「礼儀」でもあるし、
ちゃんと調べてよく理解してから聞きに行くと、
その人の話をより深く、よりおもしろく聞くことができるのです。
 
ちゃんと調べないで会いにいったときと、
よーく調べてから会いに行ったときでは、
相手の反応が全然違います。
自分の研究していることや仕事などに興味を持ってくれているんだな、
より深く理解しようとしているんだな、と思ってくれると、
たいていの人は喜んでたくさん話をしてくれます。
(忙しくて話をしてくれない人もいるけど)
 
あさみさんはどんな写真が
「生き生きとした風景・動物」が写っていると思いますか?
どんな写真だったら生き生きしてないと思う???
『RE:大人向け返信』 投稿者:RELHAM
久々の発言&横レスご容赦。
 
>でもその問い合わせに共通することがあるんです。
 
これ、僕のところに時折飛んで来る学生のメールでもありますね。
小・中学生くらいならまだしも、
大学生(それも世間では一流と目されている所)でさえ、
要領を得ない質問がこっちに飛んできたりするんですよね。
中には、「学校」としか書いてなくて、
相手が中学生なのか高校生なのか大学生なのかさえ
わからないようなのまでありましたねぇ。
 
そうは言っても、わざわざ僕のページにアクセスしてくれ
メールをくれたことには変わりがないので、
ある程度聞きたいことの的が絞れていれば
何とか少しでも返事してあげようと思うのだけれど、
それさえできない様だと、悪気がなくても1、2行のお返事で失礼、
ってなことになっちゃいますね、否が応でも。
 
何て言うのか、自分で問題を掘り下げていない、
または掘り下げられない、という印象がメールから如実に伝わって来るんですよね。
ある問題に突き当たった時に、ある程度の所までは自分で目星を付けないと、
幾ら資料をもらったところで何にもならないと思うんですけれど。
 
因みに、学生からこの手の質問が来た時には、
大抵図書館などに資料があることを指摘する程度に留めてます。
だって、オレだってそこで調べてるんだもん(^_^;)。
まぁそれより、優秀な教官のいる大学で何でそっちに訊かないで、
オレみたいなトーシロに質問して来るかなぁという方が不思議かな?
聞く相手の選別が出来てないことも
、自分の中で問題の解き方が整理できてないことの証拠なんですがね。
『写真とは?』 投稿者:はちべえ
あさみちゃん、僕が思うには「写真」というのは
物事を記録するための手段であると同時に、自分が物事を目で見て「ハッ」としたり、
「ドキドキ」した、といった「感動」をそのまま写し撮り、
その感動を写真を見る人に伝えるための一つの手段、これが写真だと思っています。
つまり、あさみちゃんが周りにいる動物や風景を見るとき、
感動できる繊細で純粋な心を大事にして動物や風景を見るのです。
そしてじっくり相手(動物や風景だけでなく人や物、何に対してでも)
を観察してやるのです。そうすると同じ場所に他にたくさんの人がいても、
あさみちゃんにしか見えない感動が見え、そして感じられるはずです。
それを写せばよいのです。そうするといつかきっと素晴らしい写真が撮れるはずです。
これが僕からのヒントです。がんばってね♪(^-^)


『あさみちゃんへ返信』 投稿者:gaku 投稿日:01月06日 10時51分
こんにちは、カキコミありがとう。
はじめは、
住所と電話番号が掲示板にあったので、ビックリでした。
直接ボクのところへメールくださったのなら、それでよかったのだけど。
モモンガもいっているみたいに掲示板は、
全国の大勢の人が見てしまうところだから、気をつけましょうね。
あさみちゃんも、これでひとつ勉強になったよね。
 
さて、質問ですが、
もう、ここで皆さんが答えてくれてしまってますね。
あとボクから補足することは、
思い通りに撮影するには、それなりのカメラ技術も必要ということでしょうか。
一流の技術を身につけて、
はじめて感動させる写真が撮れる・・・ということです。
(誰も、カキコしてなかったから自分で言っちゃった、、へへ)



『マニアへの返信』 投稿者:gaku
>めめちゃん
>RELHAM さん
 
も、言ってますが。
 
ボクのところへも年間かなりの数のDMがきます。
カメラマニア、鳥マニア・・・
そのなかには、
要件だけ質問して「自己紹介」もなければ氏名もないものがあります。
それも、子供ではなく、明らかに大人からです。
 
いくらメールの時代となっても、
手紙の基本を知らないヒトには「返信しない」というルールを、
ボクはつくっております。
 
ボクが少年時代には、「教えて」もらうために、よく手紙を書きました。
その姿を見てオヤジが、
『初めての人に手紙を出すには返信用の切手くらい入れるのが礼儀だぞ・・』
っと、いいました。
以来、父から大人のルールをひとつ教わり、返信用切手を入れるようになりました。
そんな、少年の拙い手紙にも、目上の人からはちゃんと返事が届いたものです。
 
時代はメールとなっても、
切手はともかく氏名や自己紹介くらいは必要なことではないでしょうか。
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○リンクページを更新しました。NEWのところをご覧ください
gakuの最近の「お庭」がわかるかも!?
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。 モモンガ
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