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| 第1巻 ごちそう砦 | 動物の鋭い目と鼻はゴミの山にごちそうを発見する。ゴミ問題を動物の目を通して考える。→『死を食べる』を注文する |
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長野県の山の中で、ぼくはあたらしいごちそう砦に出くわした。そこは、リンゴ捨て場。売り物にならないリンゴが、果樹園からトラックではこばれてきて、大きな穴につぎつぎにすてられていた。大きな発酵しかけたリンゴの、あまいにおいでいっぱい。 ニホンザルの親子がやってきた。おいしいところだけ、ひろってはかじり、ポイ。またほかのリンゴをあさる。山ほどあるんだから、けちなことはいいっこなしだ。 ちょっとくらいキズがあっても、リンゴはおいしい。サルの中には、やがて、果樹園の木になっているリンゴのほうが、もっとおいしいことに気がつく、頭のいいヤツもいるだろう。 (本文より抜粋) |
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