森の365日Homeアニマルアイズ>ごちそう砦

 第1巻 ごちそう砦  動物の鋭い目と鼻はゴミの山にごちそうを発見する。ゴミ問題を動物の目を通して考える。→『死を食べる』を注文する

   長野県の山の中で、ぼくはあたらしいごちそう砦に出くわした。そこは、リンゴ捨て場。売り物にならないリンゴが、果樹園からトラックではこばれてきて、大きな穴につぎつぎにすてられていた。大きな発酵しかけたリンゴの、あまいにおいでいっぱい。
  ニホンザルの親子がやってきた。おいしいところだけ、ひろってはかじり、ポイ。またほかのリンゴをあさる。山ほどあるんだから、けちなことはいいっこなしだ。
 ちょっとくらいキズがあっても、リンゴはおいしい。サルの中には、やがて、果樹園の木になっているリンゴのほうが、もっとおいしいことに気がつく、頭のいいヤツもいるだろう。
(本文より抜粋)
 

北の国のトビたち

 

フェンスの上からトビたちが、いっせいに舞い降りてきた
 
カモメたちの大パーティー

 

毛ガニの荷ほどきをする若いカモメ

煙突の煙の中で

 

ゴミ焼却場の煙突から出る煙のまわりを飛ぶトビたち。煙をあびて羽を消毒している。
 
こんがり焼きたてレストラン

 

ゴミ焼却場の燃えかすの中からごちそうをさがすカラスたち

あまいフルーツ・プール

 

リンゴのプールでおいしいところだけを食べるニホンザルの一家
 
スイカを食べるウリ坊たち

 

スイカ捨て場には、イノシシのお母さんが、子どもをつれてやってきていた。

ハエたちの南の島

 

南の島のハエは、卵ではなく幼虫(ウジ)を、じかに産みつけるものが多い。強い日差しでひからびる前に食べ尽くしてしまうためだ。
 
大都会のごちそう砦

 

日本の首都、東京には1200万人もの人がくらしている。毎日、街から集められるゴミは、1万3000トン。

鳥たちの東京湾キッチン

 

10年以上前の東京湾のゴミ捨て場。ものすごい数のカモメが舞っていた。
 
そして・・・

 

夢の島とよばれた、東京湾の最初のゴミ捨て場の跡は、公園になっている。

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