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 第3巻 明るい夜 便利な生活が夜を明るくする。そんな夜を生きる動物たちの姿を通して光害問題を考える→『明るい夜』を注文する

   この数十年の間に、人間は夜をつくりかえてきた。家の中を明るく、道路を明るく、街全体を明るく。そして、人のくらしのすぐ近くにいる動物たちのすみ場所まで、明るくしてきた。
 昔は、夜になれば闇につつまれていたところでも、いまでは、光がある。その光は動物たちにも、かならず届いている。
 とどいてきた光をうまく利用するものもいれば、光をきらっていなくなるものもいる。人間が自分たちのためにつくった光が、気づかないうちに動物たちの夜を、少しずつ変えてきているのだ。
(本文より抜粋)
 

フクロウ谷を明るくする
光になれてしまえば、フクロウは照明に照らされているところでも、えものをつかまえにやってきた。
 
生まれたときから明るい夜
森の中から見える街明かり。フクロウ谷に住んでいるフクロウたちは、生まれたときから、明るい人家を見て育った。

丘の上から
夜の街明かりを見下ろす丘の上で、いろんな野生動物たちがカメラの前を横切っていった。
 
自動販売機の一日
夜の自動販売機にあらわれたヤモリ。

カエルの電話ボックス
深夜の公園の電話ボックスで、じっとえものをまつアマガエル。
 
明るい夜を飛ぶ
神戸ポートタワーの下を飛ぶイエコウモリ。

夜のない世界
深夜営業の酒屋の軒下で、親鳥を待つ子ツバメたち。明かりさえあって、飛ぶことができれば、ツバメには夜も昼も関係ない。
 
ネオンサインに照らされて
建設中の高層ビルを背景にねむるカワウたち。街の明かりに照らされていれば、たとえ敵がきても、すぐにわかる。
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