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地震・カミナリ・火事・親父

8月に北海道にいっている間に、
僕のアトリエのある中央アルプス山麓は毎日夕立に遭っていたという。
そんなこととはつゆ知らず、僕は北海道の自然を満喫していた。
ところが、帰ってきたら、アトリエの近所にカミナリが落ちたという。
さっそく現場へ行ってみると、なんとアカシアの木が真っ二つになっていた。

『自然界が組んだプログラム』
 その現場は、アトリエから、直線でわずか400メートルのところだから、これにはビックリ。
 樹齢30年ほどのアカシアは、胸高でおよそ35センチ。樹高は18メートル。周囲には、人家もあるし樹木もある。アカシアの木がひときわ抜きんでて大きいわけではないのに、カミナリはわざわざそれに落ちていたのだ。
 落雷の衝撃で、幹はねじれるように割れ、根本には樹皮がはがれて飛び散っていた。自然のエネルギーの凄さを、まさに思い知らされた。
 やはり、カミナリは地震の次に怖い、ということをこのアカシアの木が証明していた。
 もっともこのように落雷があることで、樹木にダメージを与えながら野鳥や動物たちの棲みかとなる「穴」などをつくっていることも事実だ。自然現象として「落雷」も必要なこととして、自然界はカミナリをプログラムしているのだろう。

『ゴロッチャマ一発、数万円…』
 この夏、ホームページの管理をしている「モモンガ」のMacが壊れてしまい、ページの更新などがストップしてしまう事があったが、もしかしたらこのカミナリで、電源部分がやられたのかもしれない。
 そういえば、3年前にはアトリエのFAXがやられた。カミナリが「バリッ」といった瞬間に、FAXも「バリッ」と呼応して、うんともすんともいわなくなった。修理に出したら、内部の基板が熔けているから修理不能との返事だった。
 いやー、ゴロッチャマ1発で3年ごとに数万円とは、困る。
 しかし、高度に電子化された今日の社会にあって、このくらいのことは「リスク」の一部と考えていかなければならないのかもしれない。
 電子化で便利にはなったけれど、お金もかかる時代になった。そのわりには原稿料が上がっていかないから、今度カミナリでPCやFAXがこわれたら『手紙』という「low mail」にしてみよう。

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こんな積乱雲がでてくると、ご用心ご用心。

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アカシアの木が見事に割れていた。この木の向こうに見える人家までは、わずか30メートル。

この状態だと、1トン以上の力がかからなければこんなには割れないだろう。

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樹皮は幹からツルリとはがれていた。このように剥ぐには、熊の力をもってしてもこんなにきれいにはがれない。

これまでの写真は、すべてデジタルカメラにて撮影しました。
使用カメラ、ニコンD−1。 使用レンズ、シグマEX17〜35ミリF2,8-3,5、EX28〜70ミリF2,8。



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