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フクロウ谷に大異変 

17年間連続的に続いた「フクロウ谷」のフクロウが、今年はどうやら産卵しないらしい。
 毎年、3月1日に確実に産卵を続けてきたフクロウなのに、今年はさっぱりなのである。もっとも、昨年は20日遅れで産卵して3羽のヒナを無事巣立たせたが、今年はまだ卵を産んでくれない。
 巣の中の様子を見られるように何年も前からビデオカメラが待機しているのだが、その映像を確認するかぎり雄が産座までちゃんとつくってある。そこに、雌が卵を産めばいい状態にまでなっているのに、産まないのだ。
 昨年の20日遅れから、ひょっとして雌が年をとりすぎているのではないかと懸念していたが、個体識別用のマークもしてないから年齢を予測することもできない。
 この巣から数キロ離れた周辺のフクロウは順調に産卵して抱卵しているから、どうやら「フクロウ谷」の巣だけに異変が起きているようだ。写真は、その雌を2月に撮影したもの。この写真だけでは、年寄りなのか若いのか皆目検討もつかない。若そうな顔をしているのにこれで「年寄り」だったら、フクロウ谷でも「介護保険」が必要になりそうだ。 

 

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