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●Gaku塾に連載の「gaku日記」の過去ログを掲載しています。


『ニワトリ家族』 (07月31日)

木曽馬を自宅の敷地内で飼うと、夏になればそれこそハエだらけ。
とにかく、草食動物である馬の糞尿は半端でなく臭う。そこに、ハエもしっかり寄ってくるからだ。
しかし、ニワトリが庭に放し飼いにされていれば、ハエの発生もかなりコントロールできる。ハエはウジの状態に、ニワトリが見つけて、みんな食べてしまうからだ。
タダさぁーは、その辺のところをちゃんと知っているから、ぬけめなくニワトリも飼っている。
それも、70羽ほどのニワトリ集団を庭に闊歩させているのだ。
 
そんなニワトリ集団だから、ヒマさえあれば盛って、庭先で交尾を繰り返している。
ウコッケイ、名古屋コーチン、シャモ 、チャボ …、
とにかく、雑多にみんながそれぞれに交尾を繰り返しているのだ。
だから、生まれてくるヒヨコたちも、それはそれは複雑怪奇。
あちらこちらに、ヒヨコをつれたニワトリがおり、ヒヨコの顔や毛色を見ては雄親を想像するのも楽しい。
 
そのヒヨコが1羽、ミイラになって庭で腐臭を放っていた。
g『なんだ、ヒヨコが死んでるじゃんか。たくさんいれば、こんなこともあるんだなぁ。』
タ『こいつのお母さんは弱くて…なぁー ヒヨコがムケけてから、死んじゃった。』
タ『だから、ヒヨコが可哀相だったので、別の親に付けようとしたけど、ダメだった。』
タ『薄情だけど、ニワトリは他人の子供なんて、絶対に育てない…からな。
   だから、このヒヨコも母親が死んでから兄弟ぜんぶ死んじゃった…ぜ。』
タ『まあ、生きものの世界なんて、みんな、そんなもんだから…な。』
 
こんな会話をケロっと言ってのけるタダさぁーは、やはり自然を達観している。
だから、こんな話しができるから、ボクも暇ができるとタダさぁーの家を訪ねては世間話をしてくる。
変な自然論や保護論をぶつ先生よりも、タダさぁーの生きている言葉のほうが、分かりやすくて理解できるからだ。

写真上・11羽のヒヨコを連れているが、我が子以外は絶対に仲間にすることはない。
 写真下・死んだヒヨコも、やがて仲間に食われてしまった。




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