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●Gaku塾に連載の「gaku日記」の過去ログを掲載しています。


『ホウボウ』 (04月14日)

「ホウボウ」という魚がいる。
愛嬌のある顔が、ボクは好きである。
水深100メートル前後の砂底にいるそうだが、方々を歩き回っているからこのような名前となったらしい。
いや、頭の形が四角い帽子をかぶったようだから「方帽」…との説もある。
さらに、釣りあげたときに浮き袋を収縮させて「ボウ ボウ」と鳴くから、ホウボウなのだ…ともいわれる。
みんなもっともらしくて、この魚にふさわしい名前だ。
 
そんなホウボウだけど、市場で見かけても料理方法が分からず、これまでボクは食べたことがなかった。
ところが、一月ほど前に愛知県一色町の市場で体長35センチほどのが一尾400円で売られていた。
ダメモトと思って、それを買ってしまったのである。
さっそく刺身におろし、歩留まりが悪かったから残った頭と骨を鍋につくってみた。
そして、食べてみてビックリ。めちゃくちゃに、美味しかったからである。
以来、ホウボウを見直してしまった。
 
料理本などで調べてみると、刺身はもみじおろしのポン酢がいいとあった。
鍋は、味噌味。雑炊も、絶品。さらに、椀種にも最高。煮こごりも、よし。
とぼけた顔のホウボウが、料理界では高級魚だったのである。山国育ちのボクが気づくには、ちょっと遅かっただけのことだった。
 
で、悔しかったから知人にお願いして「ホウボウ」を送ってもらった。
そして、料理本レシピに挑戦してみた。
感動…の、連続だった。

 
ホウボウの顔を見ていると、だんだんアヒルに似てくるから不思議。




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