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●Gaku塾に連載の「gaku日記」の過去ログを掲載しています。


『助平』 (04月03日)

ボクの知り合いに小学校の教員がいる。野鳥の研究もしており、いくつかの論文も持っている。
その彼とハナシをしていてカケスのことが話題になった。
すると彼は、
『俺はあの鳥は嫌いだ』っと、いう。
なんで嫌いなのかと聞けば、
『青い眼がスケベだから、嫌だ…』っと、いう。
 
ボクはカケスを見ても、これまでそんな風に思ったことがなかった。
見る人によって、野鳥というものはずいぶんと違ってしまうものだと思った。
 
カケスの眼は確かに水色をしていて、好奇心のありそうな感じはする。
眼だけではなくカケスの体をくまなく見ていくと、この野鳥はけっこうキザっぽい。いろんなところに目立とうとする飾り羽根がみえるが、極めつけはやはり翼の肩口だろう。
水色と白と黒の美しい羽毛を付けている。この羽毛は4〜5センチだが、山歩きの途中でときどき1本だけ拾うことがある。それを拾うと、なんだかとてもうれしくなってしまうからキザも許せる。
だからボクは、「スケベ」という小学校の先生の視点がいつも腑に落ちない。
 
そのカケスが、いまボクの庭に4羽やってきている。
カラスの仲間だけに、この野鳥はかなり賢い。自然光だけで撮影しているうちはまったく平気だが、ストロボを発光させたとたんにカメラのあるボクの部屋を警戒しはじめた。
もっとも、賢い鳥だから学習能力もすぐれており、ストロボが光っても安全であることもすぐに悟った。
それも、4羽のカケスに第一ボスからナンバー4まで順位があり、順位の低いものから学習していったのだから面白い。

 
カケスはボクが食事をしたあとの残飯をきれいに片づけてくれている。




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