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●Gaku塾に連載の「gaku日記」の過去ログを掲載しています。


『けもの道』 (03月03日)

また、春の雨が降った。
この雨で、雪解けがいっぺんに進んだ。
こうして雪解けが進むと、フィールドからはいろんなサインが見えてくる。
 
この雑木林には、いくつもの「けもの道」がある。
白く筋になっているところは、何らかのけものたちが歩いた跡だ。夏の間、足繁く歩くから、そこだけ踏み固められてしまう。
だから、そこだけがとりあえず平になっていく。そこに雪が積もれば斜面より雪の密度が濃くなるから、雪解けは斜面より遅くなる。
こうして、「けもの道」を発見するのもこの時期だけの視点である。
 
これらの「けもの道」を歩くのは、
イノシシ、ニホンジカ、サル、タヌキ、キツネ、アナグマ、ノウサギ、リス、ヤマドリ・・などだ。
ついでに、場所によっては近所の農家のお爺さんも歩く。
こうして改めて雪の道を見ると、そこに野生動物たちの顔がみえてくるから楽しい。

 
写真・伊那谷の過疎集落で。




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