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●Gaku塾に連載の「gaku日記」の過去ログを掲載しています。


『ロシア犬』 (02月04日)

稚内港や根室の花咲港には、カニなどの水産物を積んだロシア船がたくさん寄港している。
多い日には10隻以上も、見られることがある。
 
これらの多くの船には、「犬」が乗っている。
犬を船に乗せるのは航海の安全を願ってのことらしいが、船が港に接岸している間は、犬の上陸はできないことになっている。
それは、検疫上の問題であり、狂犬病などを隠し持っている可能性もあるからだ。
そのことの理由を示して、港には「犬を上陸させないように・・」というロシア語の看板が至るところに掲げられているが、みんな無視されている。
 
そんな上陸中の犬をたちが、これらの港で遊んでいる。
自由に歩き回り、そこかしこに日本の犬と同じようにウンコもすればオシッコもしている。
そして、あちこちの船から下りた犬たち同士が数頭一緒になって、日本の港を楽しんでいる光景も目撃できる。
なかには、日本の野良犬と仲良くなって遊んでいるあいだに、船が出航してしまうこともある。
こうして、置き去られ野犬化もしていく。
 
以前「アニマル黙示録」の取材で、関東地方にある「動物愛護センター」を訪れたことがある。
そこでは、年間3万頭ちかくの犬を捕獲したり持ち込まれたものを「処分」していたが、
所長さんがオフレコなんだけどね、『日本人は狂犬病がなくなったと勘違いしているようだけど、検査をすれば半分近くから陽性反応がでるんだよねぇ。』と、教えてくれた。
 
ロシア船に乗ってやってくる犬のことなんて、今日の現代社会では小さなことかもしれないが、生きもののことだから、ボクには気になることである。

 
写真・稚内港でロシア船から上陸中の犬。




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