長野県の山の中で、ぼくはあたらしいごちそう砦に出くわした。そこは、リンゴ捨て場。売り物にならないリンゴが、果樹園からトラックではこばれてきて、大きな穴につぎつぎにすてられていた。大きな発酵しかけたリンゴの、あまいにおいでいっぱい。 ニホンザルの親子がやってきた。おいしいところだけ、ひろってはかじり、ポイ。またほかのリンゴをあさる。山ほどあるんだから、けちなことはいいっこなしだ。 ちょっとくらいキズがあっても、リンゴはおいしい。サルの中には、やがて、果樹園の木になっているリンゴのほうが、もっとおいしいことに気がつく、頭のいいヤツもいるだろう。 (本文より抜粋)
北の国のトビたちフェンスの上からトビたちが、いっせいに舞い降りてきた |
カモメたちの大パーティー毛ガニの荷ほどきをする若いカモメ |
煙突の煙の中でゴミ焼却場の煙突から出る煙のまわりを飛ぶトビたち。煙をあびて羽を消毒している。 |
こんがり焼きたてレストランゴミ焼却場の燃えかすの中からごちそうをさがすカラスたち |
あまいフルーツ・プールリンゴのプールでおいしいところだけを食べるニホンザルの一家 |
スイカを食べるウリ坊たちスイカ捨て場には、イノシシのお母さんが、子どもをつれてやってきていた。 |
ハエたちの南の島南の島のハエは、卵ではなく幼虫(ウジ)を、じかに産みつけるものが多い。強い日差しでひからびる前に食べ尽くしてしまうためだ。 |
大都会のごちそう砦日本の首都、東京には1200万人もの人がくらしている。毎日、街から集められるゴミは、1万3000トン。 |
鳥たちの東京湾キッチン10年以上前の東京湾のゴミ捨て場。ものすごい数のカモメが舞っていた。 |
そして・・・夢の島とよばれた、東京湾の最初のゴミ捨て場の跡は、公園になっている。 |