アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 1・ごちそう砦

写真・文/宮崎 学 偕成社

アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 1・ごちそう砦
動物の鋭い目と鼻はゴミの山にごちそうを発見します。ゴミ問題を動物の目を通して考えます。

アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 1 ごちそう砦
宮崎 学=著
定価:1890円
対象年齢:小学中級から
23cm×23cm/36ページ
ISBN4-03-526210-2/C8345/NDC480
初版:2002年03月 学校図書館出版賞(2002年)

>>偕成社のページ アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 3・明るい夜

 長野県の山の中で、ぼくはあたらしいごちそう砦に出くわした。そこは、リンゴ捨て場。売り物にならないリンゴが、果樹園からトラックではこばれてきて、大きな穴につぎつぎにすてられていた。大きな発酵しかけたリンゴの、あまいにおいでいっぱい。   ニホンザルの親子がやってきた。おいしいところだけ、ひろってはかじり、ポイ。またほかのリンゴをあさる。山ほどあるんだから、けちなことはいいっこなしだ。  ちょっとくらいキズがあっても、リンゴはおいしい。サルの中には、やがて、果樹園の木になっているリンゴのほうが、もっとおいしいことに気がつく、頭のいいヤツもいるだろう。 (本文より抜粋)

北の国のトビたち

フェンスの上からトビたちが、いっせいに舞い降りてきた

カモメたちの大パーティー

毛ガニの荷ほどきをする若いカモメ

煙突の煙の中で

ゴミ焼却場の煙突から出る煙のまわりを飛ぶトビたち。煙をあびて羽を消毒している。

こんがり焼きたてレストラン

ゴミ焼却場の燃えかすの中からごちそうをさがすカラスたち

あまいフルーツ・プール

リンゴのプールでおいしいところだけを食べるニホンザルの一家

スイカを食べるウリ坊たち

スイカ捨て場には、イノシシのお母さんが、子どもをつれてやってきていた。

ハエたちの南の島

南の島のハエは、卵ではなく幼虫(ウジ)を、じかに産みつけるものが多い。強い日差しでひからびる前に食べ尽くしてしまうためだ。

大都会のごちそう砦

日本の首都、東京には1200万人もの人がくらしている。毎日、街から集められるゴミは、1万3000トン。

鳥たちの東京湾キッチン

10年以上前の東京湾のゴミ捨て場。ものすごい数のカモメが舞っていた。

そして・・・

夢の島とよばれた、東京湾の最初のゴミ捨て場の跡は、公園になっている。

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