アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 3・明るい夜

写真・文/宮崎 学 偕成社

アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 3・明るい夜
便利な生活が夜を明るくします。そんな夜を生きる動物たちの姿を通して光害問題を考えます。

アニマルアイズ・動物の目で環境を見る 3 明るい夜
宮崎 学=著
定価:1890円
対象年齢:小学中級から
23cm×23cm/36ページ
ISBN4-03-526230-7/C8345/NDC480
初版:2002年03月 学校図書館出版賞(2002年)

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 この数十年の間に、人間は夜をつくりかえてきた。家の中を明るく、道路を明るく、街全体を明るく。そして、人のくらしのすぐ近くにいる動物たちのすみ場所まで、明るくしてきた。  昔は、夜になれば闇につつまれていたところでも、いまでは、光がある。その光は動物たちにも、かならず届いている。  とどいてきた光をうまく利用するものもいれば、光をきらっていなくなるものもいる。人間が自分たちのためにつくった光が、気づかないうちに動物たちの夜を、少しずつ変えてきているのだ。 (本文より抜粋)

フクロウ谷を明るくする

光になれてしまえば、フクロウは照明に照らされているところでも、えものをつかまえにやってきた。

生まれたときから明るい夜

森の中から見える街明かり。フクロウ谷に住んでいるフクロウたちは、生まれたときから、明るい人家を見て育った。

丘の上から

夜の街明かりを見下ろす丘の上で、いろんな野生動物たちがカメラの前を横切っていった。

自動販売機の一日

夜の自動販売機にあらわれたヤモリ。

カエルの電話ボックス

深夜の公園の電話ボックスで、じっとえものをまつアマガエル。

明るい夜を飛ぶ

神戸ポートタワーの下を飛ぶイエコウモリ。

夜のない世界

深夜営業の酒屋の軒下で、親鳥を待つ子ツバメたち。明かりさえあって、飛ぶことができれば、ツバメには夜も昼も関係ない。

ネオンサインに照らされて

建設中の高層ビルを背景にねむるカワウたち。街の明かりに照らされていれば、たとえ敵がきても、すぐにわかる。
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